
レモンサワー 味の設計
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LEMON sour ”UMAMI” の原材料は水、米焼酎、レモン、きび砂糖のみ。検証を重ねる過程で、レモンサワーを美味しくつくる秘訣を見つけました。
【サワーの印象を覆す】
缶のレモンサワーを開発する過程で、美味しいレモンサワーとは何かを問う為に様々な方法でレシピを検証しました。早朝から夜中まで酒を飲み続けることもしばしば。甲斐あって、いくつもの美味しいレモンサワーを見つけました。焼酎とのバランスが良いもの、カカオの香りが広がるもの、パイナップル感があり夏に飲みたくなるもの等々...その中で第1弾として皆様に飲んで頂きたいのが"UMAMI"と命名したもの。その名の通り旨味が強く、既存のレモンサワーの固定概念を覆すもの。
【ウマミとはどの味のことか】
多くの人がレモンサワーにキレを求めているが、この"UMAMI"はそれとは対極にあたる。レモンの果実感を最大限に引き出し、酸っぱい以上の複雑でボディのある「旨味」を味わえることができる。新しいお酒の選択肢として、この味わいを選んだ。
【設計の方法】
レモンだけで味を設計している。果肉、白ワタ、果皮に分け、それぞれの味をチェックし、その3要素の配合比率を調整する。すると、レモンだけでも複雑な旨味が立体的に構築され、今までにないレモンサワーが出来上がる。一見不要な果皮には、オイル化された香りや味の成分が凝縮されており、白ワタには果肉の味を引き立てたり、まろやかにする作用があり、レモンを丸ごと使うことの特性を編み出した。原材料の産地や生産者はロットごとに異なるので、季節ごと、その個体ごとの特徴を最大限に活かした"UMAMI"を味わうことができる。